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僕もウエディングフォトグラファーになれますか?

ウエディングの撮影を始めたキッカケは初めて友人の結婚式に参列した時のこと。

 

当時カメラ屋でバイトしてた僕は、中古で買ったばかりのFILM一眼レフに50mmのレンズを付けて、

友人の結婚式に参列しました。

 

結婚式は初めてだったし、非日常的な空間となんだか場違いな所にいるような

フワフワした気持ちでいっぱいでした。

 

当時は積極的に前に出て写真を撮るなんて、恥ずかしかったし、隠れながらコソコソ撮ってました 笑

 

すごく素敵な結婚式だった。

シャイでクールな友人の新郎が笑った瞬間、可愛らしく駆け寄った新婦。

その瞬間、素敵だと感じたその瞬間、シャッターを押したことを、今でも鮮明に覚えています。

 

結婚式から数日後、お2人からの嬉しいメッセージと共に、

自分が撮った、あの瞬間の写真がポストカードとなって届きました。

 

本当に嬉しかったし、大袈裟かもしれないけれど、初めて誰かに必要とされて、

初めて誰かの役に立てたような気持ちになりました。

 

その1枚の写真を持って、ウエディングの撮影をする会社へ

「僕もウエディングフォトグラファーになれますか?」と言ったのが始まり。

 

あれから19年…

 

今尚、お2人の幸せな瞬間を、写真に残すことができることに感謝です。